Chocolate Avenue
プロフィール
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主催:小巻亜矢
東京都生まれ

大学(法学部)卒業後、上場企業に就職。結婚、退社、出産を経験する。
その後、美容の世界への興味から、美容専門学校にて皮膚理論、エステティック、カウンセリング、アロマテラピーを学ぶ。若い女性を支援するネットワークを構築するなど、幅広い活動の中で、コーチングに興味を持ち、現在は子どもの夢を応援するハロードリームプロジェクトをはじめ、親子・子ども・女性対象のセミナーを中心に活動中。
米国CCC,Inc.認定GCDF-Japan キャリアカウンセラー ・米国CTI認定コアクティブコーチングコーチ

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Diamond Diary 47

日々の出来事をありのままにつれづれなるままに、つづっていきます。

2006.11.7  〜 天使の梯子(はしご) 〜   

日曜日の午後、東京、五反田にて。
天使のはしご 002.jpg

荘厳な空だった。
天使の梯子が太陽の周りに四方にかかり
空と雲と光と影が織り成す交響曲に、興奮して浸っていた。

ふと、我に返って、デジカメを撮りに行く。
空仲間にメールを送る。
『今、空、見れる?』


そして、バッハのオルガン曲をかける。
こんな空にはオルガンが似合う。
トッカータとフーガ ニ短調、
主よ、人の望みの喜びよ・・・。


  もしも楽器がなかったら
  いいか、おまへはおれの弟子なのだ
  ちからのかぎり
  そらいっぱいの
  光できたパイプオルガンを弾くがいい・・・
   (宮澤賢治 告別 より)


天使の梯子・・・いつ、この名前を知ったのだろう。
村山由佳さんの同名の小説があるけれど
ずっと前から、雲間から射す光の帯を天使のはしご、と呼んでいた。
だから、表題に惹かれて小説を読んだ。
小説の冒頭に載っているのが宮澤賢治の詩で
ここからぐっとひき込まれて一気に読んでしまった。

小説の紹介はまた今度に。
この秋公開の映画『天使の卵』の続編にあたるので
映画も観てみよう。


今日は天使の梯子にまつわる
ちょっと悲しい、でも、今ではそれをお話にできる『お話』。

天使のはしご 005.jpg

あの光の帯が空と地上つなぐとき
亡くなった身体がのぼっていって天使になる。

まだ羽をもらえない天使が、降りてきて 
会いたい人に会いに行く。

・・・宗教画などでも、見られる構図です。


12年前たった2歳で神様のもとに召された命がありました。
一瞬の事故です。

土曜日のお昼前の出来事。

救急車で運ばれた病院で、すでに命は終わっていました。
その時、母親は病院の窓から空を見ていました。
そして一心に祈っていました。

  まだ連れて行かないで下さい。


多分午後2時過ぎくらいだったでしょうか。

窓から見える空には、荘厳な美しい天使の梯子が降りていました。

  連れて行かないで・・・。


でも、神様は予定通りにかわいい男の子を連れて行かれました。


神様のなさることを感謝して受けるなら・・・
何一つ、無駄なことはない・・。

いつも喜んでいなさい。


聖書の言葉が母親の心に沁みるようになったのは
それから間もなく、でした。


本当は、受け入れることの出来ない現実でしたが
たった2歳で・・・と思うことより
たった2年と決まってもらった命を、
自分のもとで過ごしてくれたことを喜ぼう、と思ったのです。


母親は人前で泣かないことにしました。
自分が泣くとみんながしずんでしまうからです。

いつも笑顔でいようと思いました。

作った笑顔でも、いつの間にか本当になる、と思ったからです。

人は愚かで弱い生き物です。

でも、無理をすれば、どこかでバランスをとろうと
サインを送ってくれる器(肉体)を授かっています。


長い間、泣くことを自分に許さなかった母親は
何枚も何枚も鎧を着て、がちがちになっていました。

時々、天使の梯子を降りて、逢いにくる男の子は
きっとそんな姿を見たくなかったんだと思います。

いつの間にか、写真の中の笑顔まで、悲しそうに
寂しそうに・・変わっていきました。


母親は、どこかで自分を責めてきました。

 子供ひとり守ってあげられなかった自分が、
 生きて幸せを求めたりしてはいけない。
 心から笑ったりしてはいけない。
 また、ばちがあたる・・・。

たくさんの人の愛で、そんな呪縛をとかれた母親は
今、自分自身の幸せを求めることに、YES を言っています。

かつて、天使の梯子を見るたびに
一人車に閉じこもり、泣き叫んでいた悲しい狂気はおしまい。

今は天使の梯子をこんな気持ちで見ています。
 羽のない天使が会いたい人に会えますように。
 あがっていく魂が穏やかでありますように。
 自分と同じ呪縛をもつ母親に、周りの人の愛が届きますように。

天使のはしご 008.jpg

命の始まりと終わりは、思いがけないものです。

その間に与えられている時間に
心から楽しんで、自分の持つ力を発揮できたら幸せ。

でも、力を発揮しなくても
自分に何が出来るかなんてわからなくても
・・・何もしていないようでも
たった2年でも、たくさんのことを教えてくれる命もありました。

生きているだけで、意味がある、ということ。

生きただけで、偉大だということ。


11月とは思えないような暖かな午後。
バッハを聴きながら・・・
今では違う意味で泣かなくなった母親が
いつまでも、いつまでも、天使の梯子を見ていました。


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コメント一覧

母親のこころからの喜びは
小さな天使をも幸せにしますね。

いつわりのない喜びを
いつわりない気持ちで喜んでいると、
周りも喜びでいっぱいになるね。

ただ、きれいな雲だな・・・としか思っていませんでした。
こんな物語があるなんて。

幸せになっていいに決まっています。

みんなをこんなに幸せにしているんですよ。

天使になった坊やも、高三のぼうやも、みんな、辛抱強い母親にうんと楽になってほしいはずです。

泣きたい時は泣いてください。
受けとめたい人がたくさんいますよ。

本当に喜んでいてほしいです。

2歳と言えば・・一番可愛い盛り!
あやさんの悲しみ、苦しみは如何ばかりか。

たった2年で神さまの許に行くことを許された小さな天使さんは
もうこの世での修行を終え、
大きな愛で優しい母を包み込んでいるのでしょうね。

私も泣かないで、笑って生きてきましたよ。
素直に・・笑いたいときに笑い
泣きたいときに泣きたいですね!

「待っている存在と待たれる存在」

あなたは、待っていて良い。
幸せを待つ姿勢は大切です。
色々な幸せが訪れるでしょう。

だけど、待っているだけでは
勿体ない。

そんな「幸せを待つあなた」を
「待っている人」が
居ます。

この人生の
そこかしこに…。

そしてその人たちは、
あなたに見つけてもらうのを
「待って」います。

nawo

ありがとう。
偽りのない喜び・・・
いつのまにか、喜びや楽しみに
自分で制限をつける、なんていう馬鹿らしいことを、本当にしてきたんだな〜とやっと気がつきました。
楽しんでいいし、幸せになっていい。
そのためにみんな生きているのにね!

楽しもうね♪


kanaさん

ありがとう。
そうですね・・楽に生きる。
どうにもならないことを引きずらない。

人にはそう言ってきたのに、自分自身が本当に腑に落ちていなかったのですが、ようやく、芯の芯まで腑に落ちました!

らくちんにいきましょう♪

まゆまゆさま

ありがとうございます。

感情は自然発生するものなので
おさえることはできないんですね。

悲しい、嬉しい、好き、嫌い。

そのまま自分で受け止めないと
どこかで爆発したり、
形を変えて、噴出したりしますよね。

素直に感じるままに、がいいですね♪

共感していただいて、ありがとうございます。

ロバどの

そうですね。

私を必要としてくれる人がいる。
それは、必ずしも、私が支える側とは限らず、
私を支えたい人、私を幸せにしたい人かもしれません。
そういう対象として待たれる、ということも
本当に幸せなことです。

今は積極的に幸せをつかみにいくほうがしっくり来ますが、
どこかで無理をしなよう、ゆっくりペースでいきたいと思います。

ありがとうございました♪

何かを決めるとき。

その先に「幸」があるかどうか、
それだけが基準 というのがあれば
もう怖いものはない。

それがあるかどうかわからへんから
人は迷う。でも 静かに内に聴くと本当は教えてくれる。

車で泣き続けることの先
人を恨み続けることの先
私が行き続けることの先

そこに幸はあるかどうか と。

ああ 綺麗な 空。

母になる勇気

小さな命は
母親の大きな手の中に
いつもいるのですよね。

母親のぬくもり。

決して忘れることのない
あの匂い
あの感触
あのあたたかさ。

いつになっても
どこにいっても

忘れない。

めぐっち。。

その先に必ず光がある。

生きてる限り、絶望ってないことを知った。

どんなどん底にも、光は射している。

それを感じることができない自分がいるだけで、
それでも、人の呼びかける声や
遠くからの祈りや
刻々と過ぎる時間が
いつしか、必ず光のほうを向かせてくれる。

きらきらが大好きなめぐっち。

そんなにも光を求めているんだもの。

絶対に、その先の幸を知っていると、思う。

macoさま

「ママ、聞いて聞いて〜」

つい最近までその台詞が似合うかわいらしい女の子も
あっという間にお嫁さんに・・・。

そして、お母さんになる日も近いのかしら。

母という役割を担うことができるのは一つの大きなチャンスだと思います。

大変だけれど、大丈夫。

みんな少しづつ、お母さんになっていくのだから。

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Fortywinks