Diamond Diary 40
日々の出来事をありのままにつれづれなるままに、つづっていきます。
今日は父の命日。
13年目になる。
今日は会社をお休みしたので
毎朝向き合う「亡くなった家族との時間」も
いつもよりたっぷりとって、しばらく話をした。
お水とお酒をと好きな果物を供えた。
いつもはお水とお茶だけど
今日は特別に、お酒。
ワインをあけようか、ブランデーにしようか・・迷った挙句
父が良く飲んでいた焼酎(十四代・・云々)というのをお供えした。
父を思い出すとき
今は悲しみではなく、懐かしさがこみ上げる。
少し前までは、懺悔のキモチも強かった。
なぜなら、父は私を恨んで死んでいったから。
だから、私の誕生日に命を絶った。
厳しい父だった。
小さい頃から怖くて、いないとほっとする存在。
手も上げたし、だらしないことをすると本だろうか教科書だろうが
かまわずに捨てられてしまう。
けれど、子煩悩だったことは確かで
あの頃の父親には珍しく、よく喫茶店やレストランに連れて行ってくれたし
夏休み、冬休みは必ず旅行に連れて行ってくれた。
(もっともその頃は行きたくないと思いながらいやいや行っていたけど)
クラスの男の子を集めて毎週日曜日の朝 野球をやっていた。
今で言うリトルリーグのはしりだ。
前の日から大きなやかんに麦茶を用意して
誰よりも早起きして、グランドを行ったりきたり。
雨が降ると、シュンとして、子供みたいにがっかりしていた。
男の子が生まれたら、絶対野球をやらせる!といって
まだ見ぬ未来の孫の為に、いつもバットとグローブを磨いていた。
その道具は40年近くたってすっかり古臭いものだけど
次男がキャッチャーをするときに、今もちゃんと役にたっている。
父の祈りがこめられているので捨てるわけに行かなかった。
とっておいて良かった。
父の口癖は
「頑張れ頑張れ!」
その奥には「お前はやれば何でもできるんだよ」という励ましがあった。
でも、当時はそれがいやだった。
もう頑張れない!という反発がひそかに心の中で渦巻いていた。
父は男としてはやりたい放題・・・
飲みに行けば朝まで。
赤坂に住んでいたので六本木は庭のようなもの。
朝まで遊んで出勤・・・・今思うと異常なタフさだったのだ。
スキーもボートも、海にもぐるのも、釣りも、ゴルフも三昧。
風貌がまあまあだったせいか・・・それなりに母を泣かせ続けていた。
思い出は尽きないけれど
私が大人になってからは、微妙な関係になってしまった。
もともと夫婦の仲が崩壊していたのが、私の結婚を機に別居へ。
私は母のほうにつく、そして父は孤独になっていった。
それでも『音信不通』などにはならなかったし
待望の男の孫が生まれたわけで
遊びに連れて行ったり、遊びにきたり・・。
楽しいことも沢山あったはずなのに。
人の心は解らない。
人の寂しさはわからない。
あの年の夏、私から大切な人を二度奪った夏。
7月に息子が事故で亡くなった時
私は記憶があいまいになっているのだが
そばにいた友人があとで教えてくれた。
「亜矢のパパはずっと亜矢の背中をさすっていたのよ。
何もいわないでずっとずっと病院にいる間中ずっとずっと動かないで
亜矢のうしろにいて背中をさすっていたのよ。」
ありがとう、パパ。
けれど、葬儀やいろいろ終わって、
私も自分のことでいっぱいで
父の孤独に気がつかなかった。
母だけを気遣うように映ったのだろう。
父の体調も、糖尿を患っていたのが、芳しくなかったらしいのだ。
生きることに絶望して
私にメッセージをのこして
8月16日に
逝ってしまった。
あれから、その年の夏の出来事にふたをして
すっごく元気に生きてきた。
自分の生活も
すべてを変えて、子供と生きていくために
自分が元気でいられる道を選択してきた。
このままでは、私がまいっちゃう、と思うことは
潔く切り捨ててきた。
けれど、それは強がりであって、頑張り であって
幸せ ではなかった。
常に元気に頑張っている母親を演じている自分。
今は、出会った方々のおかげで、ふたしていた夏を開くことができたし
等身大のサザエボンな自分で、ありのままに生きている。
こんな幸せな時がくるなんて奇跡だと思うほど、とっても幸せ。
パパ、
今の私はどうですか?
パパが生きていたら、目を三角にして怒鳴りたくなるようなこと
いっぱいしちゃってるでしょ。
子供が学校から帰ってきた時に家にいてやれない母親は
許せないでしょ。
へへへ。
でも私は今そんなだめな母親になってます。
だけど子供たちは、優しいし、ちゃんと育ってる。
きっとパパが守ってくれているのでしょ。
それに、ママも守ってくれているんでしょ。
ママも、パパのことは嫌いじゃないみたいよ。
いつも、パパの好きだったものをお供えしてるでしょ。
生きてるうち素直になれればよかったのにね。
人間って、どうしようもないね。
パパ。ごめんね。
解ってあげられなかったこと、本当にごめんね。
パパがいなくなってから
私、何回もそっちに行きそうになったけど
そのたびに拒絶してくれてありがとね。
パパ、今日の写真の笑顔は優しいね。
パパに、会いたいな。
何と言ったって、私はパパの娘です。
ありがとう。
47年前のこの日
生まれたての私に初めてキスした人は
絶対、パパね!


コメント一覧
亜矢さん お誕生日おめでとうございます。 いろいろあった亜矢さんだから、みんなに優しいのですね。 亜矢さんのこれからが笑顔で包まれますように。
投稿者: minako | 2006年08月16日 13:37
Now!
It's time for YOU to be happy!
at every moment, forever...
お誕生日 おめでとうございます。
With millions of love.
XXX (kiss kiss kiss).
投稿者: nawo | 2006年08月16日 15:52
お誕生日おめでとう。
新生のサザエボンと最愛の亜矢さんを
パパと息子が見守っている気がします。
私はたくさんの幸せを贈りますね。
投稿者: chiffon | 2006年08月16日 18:27
お久しぶりです。(って憶えてますか? 以前、何度かコメントさせてもらいました。)
お誕生日、おめでとうございます。
今回のDiamond Diary読んだら、私も家族のことを色々と考えてしまいました・・・。
それにしても、文の最後(の方を)で「ありがとう」を仰っているAyaさんは、やはり素敵ですね。
投稿者: Lhasa | 2006年08月16日 22:42
minakoさん
ありがとうね。
本当に、皆さんのおかげで幸せなんです。
これからもどうぞよろしくです!
投稿者: AYA | 2006年08月16日 23:19
nawo
ありがとう。
もっともっと幸せになっちゃいます!
いつも心からのエール、本当にありがとう!
投稿者: AYA | 2006年08月16日 23:21
chiffon
ありがとう。
たくさんの幸せをすでに頂いているのに・・・。
でもまた受け止めさせてもらいます!
お互いの輝きに乾杯♪
投稿者: AYA | 2006年08月16日 23:22
Lhasaさん
覚えていますとも〜。
魂が出会い分かれる聖なる地、の
Lhasaさん。
ありがとうございます。
ありがとう。ありがとう。
ありがとう、は自分を守る魔法の言葉。
ありがとう、を言えたとたんに
すべてのことが、意味を持って
光りだす・・・。
そんな風に思っています。
心から自然にそう言えたときは
言った本人が一番幸せ。
だから私は脳天気なんですね!(笑)
これからもよろしくお願いいたします!
投稿者: AYA | 2006年08月16日 23:28
お誕生日おめでとう。
これからは、もうずっと幸せでなきゃね。
父上もご子息も、見守っていると思う。
あなたが健康でいることを祈ります。
投稿者: kazu | 2006年08月17日 00:02
1日遅れですが、HAPPY BIRTHDAY!
お父様は娘の真の優しさにはちゃんと気づいていたと思います。
ますますHAPPYな1年となりますように♪
投稿者: api | 2006年08月17日 10:29
お誕生日おめでとうございます。
ありのままのサザエボンさんが
存在し、輝き
出逢えた奇跡に
感謝します。
サザエボンさんのあふれるほどの愛は
こんなふうに繋がっていたんですね。
投稿者: maco | 2006年08月17日 11:54
どんな言葉がふさわしいのかわありませんが、ありがとう、といいたくなりました。
人の親になって、私も親の気持ちが少しずつわかり始めています。
いつもいろんな事を気づかせてくれて、本当にありがとうございます。
楽しいことがたくさんの1年となりますように・・・
投稿者: saera | 2006年08月17日 18:01
Dear Aya,
You are so sweet, so soft, so solid, so smart, and so strong.
And now we know one of the reasons why: your Papa.
You make people happy. You make people smile. Today you made me weep.
I remain your loyal and devoted friend, and eternal admirer. Thank you for being my friend.
Wishing you a wonderful new year, begining today!
Yours,
Yoichi
投稿者: Yoichi Tamura | 2006年08月18日 02:28
亜矢さん、お誕生日おめでとうございます。
いろんな思いがこみ上げてきて昨日から言葉にできないでいました。
でもやっぱり「ありがとう」といいたいです。
日常の忙しさにまぎれて自分が本来持っている「愛」をついつい
忘れてしまうことがあります。
日記を読んでまた思い出させてもらいました。
ありがとうございます。
投稿者: esper | 2006年08月18日 07:33
kazuさん
ありがとうございます。
今はとても元気にしています。
元気でないと、だれも元気にできないですもんね。
いつも応援いただいて感謝します。
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:23
apiさん
ありがとうございます。
この頃、写真の父が微笑んでいるように見えます。
きっと、とても幸せな私の姿を喜んでいてくれるのだと思えるようになりました。
もっと幸せになりますね!
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:25
macoりん
ありがとうございます。
こうして皆さんと出会えることが
本当に奇跡・・・ありがたくてしかたありません。
これからも、その元気な笑顔と
あふれる愛を、貸して下さいね!
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:27
saeraさん
ありがとうございます。
お嬢ちゃまはいかがお過ごしでしょう?
暑い夏は、赤ちゃんとママにとって大変な季節ですよね。
手間がかかればかかるほど・・ああ私もこんな風にしてもらったのかな・・・と思います。
親ってありがたい!
お健やかに過ごされますように・・・。
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:30
Yoichiさん
ありがとうございます。
こんなに風に言っていただけるに
ふさわしい自分で在りたいと思います。
今も十分幸せですし
これからも、ずっと幸せです!
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:37
esperさま
ありがとうございます。
人は本当にたくさんの愛に囲まれて生きているんですね。
esperさんは、いつもみんなへの愛で温かく、周りの人を笑顔にしてくれます。
これからも、どうぞよろしくお願いします!
投稿者: AYA | 2006年08月18日 10:42
生れ変り死に変わり
永遠の過去の命を受けついで
いま自分の番を生きている。
それがあなたの命です。
それが私の命です。
(あいだみつを)
みんなつながってます。
そこには、きれめなんて
実は、ないんです。
全ては誕生につながってます。
だから…、
全てに
乾杯。
投稿者: ロバ | 2006年08月18日 12:46
ロバどの
ありがとうございます。
私の順番を精一杯,楽しく,生きます!
生きてるって面白いです♪
投稿者: AYA | 2006年08月18日 15:50
ayaさん!
ハッピーバースディ!
素敵な歳のとり方ですね。
これからもますます輝く『Dear Woman』であるよう、影ながら応援しています!!
投稿者: Judy | 2006年08月20日 22:06
judy
ありがとう。
Dear woman のお手本はJudyです!
美しく、楽しく。
時に自分のハードルをどんどん高くして、越える努力を惜しまない・・・。
人生を楽しんで、生まれた意味を味わって、自分にできることをなまけない・・・。
素敵です。
これからもずっとずっとよろしく♪
投稿者: AYA | 2006年08月24日 11:14